芥川賞作家・又吉直樹が書き下ろした初の長編、2007年12月に神保町花月で公演した舞台作品です。この舞台は又吉の文才を垣間見たとファンの間で話題となり、映画化されていないこともあり、伝説の作品として語り継がれていました。 舞台『凜』が10年の時を経て、佐野勇斗・本郷奏多のW主演で映画化し、『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015)、『小さな巨人』(2017)などで演出を手掛けてきた池田克彦。